【第6回 TOP25%禁止杯】無敗8-0殿堂入り撤退失敗ムクホバクフ攻めサイクル【19位・レート1612】
お疲れ様です。
この度海鼠さん(@namaco0808)主催の「第6回 TOP25%禁止杯」という大会に参戦し、結果が当社比では非常によかったのでクソイキリ駄文を投下します
ルールはリンク先参照
peanut-lab.org
結果
TN:じゅうそう
経緯
8連勝時ぼく「現在無敗!順位2位!うおおおおお」
今大会専用窓友人「10位ラインは1610~1620くらいです(人多いしもう少し高いかも)」
8連勝時ぼく「撤退!!全軍撤退!!!!」
- この後上位で勝てる自信がなかった
- ハリーマンが多すぎて心臓に負担をかけすぎた
- これから勝ち進む可能性と、このままで殿堂入り達成できる可能性を天秤にかけた結果後者が勝った
- 「記事上げるなら無敗って言えた方が見栄えいいかもしれないな…」(カス)
これらの要素が重なり完走せずこのような選択になりました
結果、頑張ってたら圏内だったにもかかわらず撤退したせいでチャンスを棒に振る形になってしまいましたが、本来の実力を考慮すると十分だったと思っています。 どうせ溶かす
あと単純に対戦ゲームで調子がいいと気持ちよく眠ることができるのでよかったです(語彙力)
構築経緯
❶サイクルがしたい
ポケモン対戦を始めた10年前から一番好きなのがサイクル構築なのでそこから考える
今大会はのパワーが明らかに高く、
や
などにも耐性上有利で入れない理由がないかなと思い採用
❷エースを考える
YouTubeに上がっている事前対戦でラプラスさんが使っていたが、ダメ計を回していると期待してたほどの火力が出なさそう(普段エルレイドが好きでよく使っていたので切れあじに信頼を置きすぎていた自分のせい)だということが分かった
一撃で倒せない相手にはクイタンから入ることになるんだろうなと思い、それならと秘剣・千重波を振る回数を稼ぎやすい耐久振りチョッキ型に
代わりの高速高火力枠について、最初はにしようと思っていたが、構築を練るにつれて流星群やすり替えによる序盤のサイクル崩しよりは終盤のスイーパー的な役割を持たせたくなったため、捨て身
にすることに
そうなるとや
などの物理受けを投げられると秒で息切れしそうなので、受け寄りの構築に圧をかけられるパワーのある2軸目として
が良いと思い、どちらかをエースとして通す構築にしようと思った
❸欲しい要素を考えて補完を組む
耐久振りにしたもののダイケンキは元がそこまで硬いポケモンではなく疲弊しやすいので、ガチガチの受けというよりはある程度火力が出せたり対面操作ができるポケモンを中心に補完を組んで完成
パーティ概要
一覧画像

個体紹介
順番はパーティ画像と異なります
ムクホーク
拘りスカーフ|捨て身|陽気AS|ステラテラス
ブレイブバード 捨て身タックル インファイト 蜻蛉返り
物理のエース
主にスタン系統に投げる
激戦区なので最速
それでも火力は文句なしでHBハラバリーくらいまでなら撒菱込みで等倍技は受からないし、撒けていなくてもステラを切れば一応押し切れる
蜻蛉返りを活かして対面操作をしつつ、高火力のブレバか捨て身を一貫させて勝つプランを狙う
期待してた姿:初手に雑に投げて荒らしつつ最後にスイープして〆
当日よく見た姿:毒毒菱を踏んだ味方のターンリセット役
思ったより地味な活躍が多かったが、自分みたいな素直な構築にあまり当たらなかったからというのが大きい気がする
試運転会ではかなり選出して活躍していたので、純粋なマッチングの偏りによるものだと思います
スイーパーとして使おうとしていたのはおそらく正解で、反動により命が短いこのポケモンは選出しても出番は少ないに越したことはないというか…
机の上では最強だったのですが、選出画面で全部このポケモンで倒そうとすると途中で燃え尽きるので体力管理には要注意⚠️
ヒスイバクフーン
拘り眼鏡|お見通し|臆病CS|炎テラス
噴火 火炎放射 シャドーボール 呪い
特殊のエース
主にムクホークを出しづらい受け系やハリーマン系統に投げる
控えめにする理由も特になかったので最速
半減や半端な特殊受け程度では全然受からない文字通りの超火力噴火で全てを薙ぎ倒す
足りないなら炎テラスを盛って薙ぎ倒す
1戦、初手出しからの噴火3回ノーダメで勝利したりもしました
<(^A゜)う、うぉおおぉぉぉおおああぁあーーーーー!!!(ドドドドドド)
基本は噴火以外打つ予定がなかったので一致安定打点の放射シャドボの他にはハリーマンやギミック系統に刺せる呪いを採用
当日はTOD負けのリスクがあったりなどでハリーマンには打つことはなかったものの、代わりに特に意識していなかったキレイハナの蝶の舞バトンみたいなギミックに対して刺すことができました
裏エースとして採用したが、8戦中3回くらいは投げた
ていうかそれくらいハリーマンが多かったです
ヒスイダイケンキ
突撃チョッキ|切れあじ|意地っ張りH204A108D196|地面テラス
シェルブレード 秘剣・千重波 クイックターン 不意打ち
特殊を受ける
前述の通りこのポケモンを通すというよりは行動回数を増やしたかったので火力にもある程度は振りつつも耐久にかなり厚め
聖剣も欲しかったけどどれも外せなかったので範囲が取れないのはサイクルでなんとかしようの心づもりでいました
具体的には眼鏡オンバーンの暴風2回を確定、爆音波+テラス爆音波を乱数が悪くなければ耐えるくらいまでの耐久
この調整が直接活きることはなかったものの、多少削れた後でもトリル下のドラミドロの毒テラスヘドウェを余裕を持って耐えられたり、そもそも撒菱やら毒菱やらが飛び交うこの環境では耐久に余裕があるに越したことはないなといった感じでした
基本的には優秀な耐性を活かしたいのでテラス切りはしない方針だったものの、電気無効がいないためハラバリーにボルチェンされてるだけでサイクルがしんどくなりそうだったので地面テラス
そもそもあまり当たらないし出されなかったので一度も切りませんでした
一番の弱点は命中不安で当日もシェルブレと千重波両方しっかり1回ずつ外したが千重波は有利対面でガンガン押していけるしシェルブレもBダウンが強い勝ち筋になったりもしていたので外れリスクを呑んででも採用した価値はあったと思います
単体の説明は不要、使用率1位も納得のパワーポケモンといった感じでした
リーフィア
食べ残し|葉緑素|腕白HB|毒テラス
リーフブレード 宿木の種 欠伸 身代わり
の相棒を考える上で個人的に一番適任だと思ったポケモン
要件は主に2つで
❶の引き先になれる
❷撒菱した後に出して強い動きができる
ここら辺ができるといいなぁと思ってたところ、相手のダイケンキや水ケンタロス、ドダイトスなど物理アタッカー全般の引き先になれる耐久と耐性を持ち、交代を誘発できる欠伸と宿木持ちのが強いのではないかと思い採用しました
純粋に宿木と身代わり、欠伸と身代わりの相性がよく、ハマると盤面をぐちゃぐちゃにできます
1ウェポンは叩き落とすの方が汎用性があるのですが、ヌオーに対して一応打点を持ちたかったのでリーフブレードにしました
テラスは水ケンタロスのインファを受けられ、毒菱に対して耐性をつけられる毒
当初はサイクルの中で毒菱を回してくる相手が多いのかなと勝手に思ってたのですが、初手から撒かれることが多かったです。
今思うと毒菱構築には初手出しして速攻テラス切るのが正解だったように思います
ところでこのポケモン、TOP150にいないような気がするんですが気のせいですかね??禁止枠じゃなかったよな??って3回くらい確認したくらいなんですけど…
普通にめちゃ強ポケモンで、試運転会の時から通話で「こいつ令和のナットレイや!最強や!」などとほざいていました
令和元年発売の剣盾にナットレイはゴロゴロいたので当時は多分頭がおかしかったんだと思います(他人事)
ハラバリー
ゴツゴツメット|でんきにかえる|図太いHB|飛行テラス
パラボラチャージ ボルトチェンジ どくどく なまける
もちもちのクッション かわいいね
リーフィアが出しづらい相手に物理受け要員として主に選出
実際はチョッキ型が多かったようですが、ミラーに弱かったり敢えて殴らないみたいな場面の誤魔化しだけで気まずい感じになってしまったり単純にダイケンキにチョッキを渡していたりなど、諸々の都合で耐久と弱点の少なさを活かす物理に投げたいなのポケモンにすることにしました。
高速再生技を入れることで当たりまくった毒菱を多少誤魔化せもしたのでそこも噛み合っていました
旅パでもお世話になったお気に入りのポケモンなのでたくさん使えて嬉しかったです(こなみ)
マホイップ

隠密マント|アロマベール|図太いHB|毒テラス
魅惑のボイス 瞑想 溶ける 自己再生
ハリーマン構築に絶対に出す
その他も
も通りそうになくてこのポケモンで詰められそうであれば出す
このルールのハリーマンは無対策だとまずボコられるため、如何にこのポケモンを対策するかが大事だと思っていました。(身代わり対策の音技を地獄突きで防げるの強すぎる…)
そしてまともな対策はこれしか自分には思いつきませんでした。
基本的なハリーマン(HS地獄突きみがちい剣舞)に対してこのマホイップであれば
❶溶けるを限界まで積む
❷ハリーマン確定ラインの4段階UPまで瞑想する
❸相手視点急所以外勝ち筋がなくなるので隠密マントで地獄突きの追加効果を無視した魅惑のボイスを気合いで1回当てる
以上を全て遂行できたら身代わり貫通でハリーマンをワンパンしつつガチガチのムキムキになったマホイップを裏に当てるところまでできるようになります
(なお地獄突き急所は体力8割持っていかれるのでほぼ負ける)
対ハリーマンのみを安定させたいのであれば必中効果もあるチャームボイスも検討範囲内なのですが、流石に技として弱すぎると思ったので汎用性優先といった感じです
当日はハリーマン構築に3/8で当たりましたが、全弾急所を避け、どこかしらで魅惑のボイスを当ててワンパンしてくれました!本当に偉すぎる…
当日配信するなら急所当たって「😠💢マホイップゥ…お前…本当に…可愛いなぁ…(アンガーマネジメント)」までやるつもりでいたのに
今回新規で育成したこの子は自覚の塊のようです
選出
+
+
(一応)基本選出
特殊受けダイケンキと物理受けリーフィアでサイクルを回しつつ荒らして全体に削りを入れてからムクホで〆る
毒菱の対応が下手でこの選出をあまりできなかったが、この選出はテラス依存があまりないのでリーフィア初手出しから毒菱見てテラス切ることでもっと出す機会が出せたのではないかと思う
or
@2
実質的にはこんな感じ
刺さってる方のエースと刺さってるクッションを適宜選出する
マホイップは数値が中途半端でサイクルにあまり入れないのでそこまで出さない
@2(大体バクフーンまで入って@1)
対ハリーマン
マホイップを大事に、相手の起点ポケモンからのデバフをなるたけ最小に済ませてマホイップを着地させて祈禱力で勝つ
数字上こちらが有利ではあるので天命に任せる
きつかったポケモン
ハリーマン
もう散々触れているので詳細は省略しますがとにかく心臓に悪すぎる
マホイップが急所引いたら負け
毒菱+ハリーマンみたいな並びに毒毒菱踏んでも負けるのでその選出をされたら毒菱を自ら踏みに行ったりもした
ガラルマタドガス
シンプル毒菱が強いし面倒
バクフーンが出せる場合は噴火でぶっ飛ばせる
メテノ
身代わり持ちに危うく詰みかけた(身代わり前に宿り木当てて気合いで削り切った)
状態異常無効の殻やぶアタッカーは流石に強すぎる
ブロロローム
ムクホークの技が通らない詰みアタッカーはダイケンキの不意打ちくらいでしか上から処理する方法がなく、十万馬力込みの技範囲が物理受け陣にブッ刺さっているのでどうしてもテラス択を合わせないと理論上おそらく勝てない
しかもアタッカーだけではなかったようで、こいつまで当たり前のように毒菱飛ばしてきて「もう何でもアリやん…」って感じになっていた
メガヤンマ
お見通しも加速も無理なことに構築段階で気づいていなかった
初見選出画面で絶望してイマジナリー降参ボタン押してた
結果出されず勝てた
感想
中途半端な結果についてはなんだかんだ思うところはありつつも、
ガチ幸運で無敗でいい感じのところまで行けたのはとても嬉しかったです
まぁこんだけ勝てるなら配信するか、せめて思い出すために録画はしておくべきだったなぁと
あと結果的に見た目が好みのポケモンで固められたのでプレイするモチベーションになったというのもあると思います
今大会は身内のモチベも高く、事前考察や試運転などで久々に界隈が盛り上がってる中でポケモン対戦を真面目にやることができてとても楽しかったです
主催の海鼠さん、素晴らしい大会をありがとうございました!!
てなわけで最後までお読みいただきありがとうございます!!
おまけ
剣盾から恒例の仲間大会メンツでの打ち上げタイム
普通に一番食べたいやつをチョイス
みんなかわいい